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今月のおすすめ書籍は「住宅デザインの手帖」です。

2019年2月に発行された、28人の設計士による共著である本書は、住宅に関する5つの「新常識」を細かく分析し、写真と図面と分かりやすい文章で解説してくれます。
読まれる方が、ご自身のご家族状況などと、照らし合わせながら見ると（読むと）どんどん家づくりの具体的なイメージが湧いてくる・・・そんな1冊。
文章がとても分かりやすいですし、イラストも見やすく写真も美しく、無理なく取り入れられるようなアイディアが満載なのです。
 
初めての家を建てる際、どんな間取りにしたいのか、どんな暮らしをしたいのか、漠然としていらっしゃる方も少なくないと思います。
そこで、ハウスメーカー、工務店などに出向き、家づくりのプロからのアドバイスによってイメージを具体的に構築して行こうという流れになる方も多いと思います。
 
プロのアドバイスは確かに有益ではありますが、人の持つ感性はそれぞれ違いますので、微妙なニュアンスが伝わりづらく歯がゆい思いをされたり、
たくさんの会社をまわり、色々なアドバイスを聞き過ぎて返って混乱してしまったという様な話もよく耳にします。
 
ご家族皆様の「こういう暮らしがしたい！」という思いは、家づくりにおいて何より大切です。「思い」からイメージは湧いて来るように思います。
 
まだまだ家にづくりついてのイメージが漠然としていて、何から考えたらよいかわからない！という状況の方に、まずはハウスメーカー、工務店などへ出向く前に読んでいただきたいおすすめの1冊です。