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暮らしやすいすまい

 お年寄りは他の世代の人たちよりも家にいる時間が長くなりますから、暮らしやすく動きやすい住まいはとても大切です。つまずかないように段差をなくしたり、ころばないために手すりをつけることは、バリアフリーといって事故をおこさない備えとして、お年寄りが暮らす住まいには欠かせません。また、外に出かけやすい住まいも大切です。玄関に椅子を置いたり、手すりをつけると安全に出入りができます。
 しかし、安全ばかりを考えすぎると、逆効果となることもあります。たとえばベッドの上で食事をして用もすませてしまうなど、より安全に、より便利に生活してしまうと、本来できることまでできなくなってしまうのです。歩いたり、動くことができるのに、楽だし、安全だからといって一日中同じ部屋にいるのは、「元気」に暮らすためには避けたい暮らし方です。住まいのいろいろな場所を移動しながら、自分の体の調子に合わせて、自分でできる家事をしたり、趣味を楽しんだり、家族とおしゃべりすることは、「生きがい」につながる大切なことなのです。
 またお年寄りだけの住まいでは、毎日の変化が少なくなりがちです。子ども家族や友人たちと一緒にご飯を食べたり、おしゃべりする時間は、暮らしに張り合いをもたせたり、新鮮な刺激になりますので、みんなが集まってくるような住まいだととてもよいですね。  

                       (親子の住まい方教室より抜粋)